入門編テキストのメリット

行政書士の参考書も、どんどん多角化している時代に入って久しいです。出版社も教育事業者も、読者や志願者の需要をよくにらんで教材の企画を出すという性質を持っています。
そんな需要の一部に、行政書士受験の初心者からよく寄せられる「どうしても、難しすぎてなかなか読めない」といった声があります。だからこそ、どこの編集元もいかにしてわかりやすくすべきかと日々知恵を絞っているのですが……。

ところで、そのような需要にこたえるために「入門編」「ガイド本」といった趣旨のテキスト・参考書も流通しています。
中には、誰が見てもわかるようにとマンガ形式になっているテキストだってあります(講義用の教材についても、アニメーション形式でガイダンス・導入のパーツが含まれていることがよくあります)。

もちろん、このようなテキストはチャンスがあるならいくらでも使ってかまいません。今「いくらでも」と書いてしまいましたが、あくまでも学習初期段階のオリエンテーションのような位置づけであれば、いっこうにかまいませんよという意味です。

ただし、行政書士の勉強が本格的にはじまったら、入門編のテキストの出番はなくなるでしょう。

※マンガやアニメ形式で、学習の全過程をつくっている教材もひょっとしたらあるかもしれません(今後登場しても不思議ではないでしょう)。しかしそこまでやってしまうのはおそらく問題あり。行政書士の勉強内容は基本的に文字ベースでやらないと身につきません。