中古のテキストでOK、ではない? 

行政書士受験専用の良質なテキストは、作り手の努力が結実した逸品です。手に入ったら、思う存分使いまくって、試験合格にこぎつけるのがベスト。

ところで、そんな絶品の行政書士テキストにも、一種の「経年劣化」があります、その理由から、絶賛の多いテキストだからといって、「ある点をよく確かめずに購入してはいけない」という事情があります。

何を確かめる必要があるのか? その答えは、「制作・発行が実施された年度」です。
たとえば平成28年度の受験を予定しているのなら、1年以内につくられたテキストを使うことが必須です。いくら良質だと折り紙つきのテキストでも、前年までに編集されている(ようするに、中古品)のでは、使いまくるわけにいきません。

その理由は明白でクリアです。なぜならば中古品のテキストは、前年までの時点の情報をもとに編集されているからです。行政書士の試験は、その年度の法律が試験問題のたたき台となりますから。
前年までの中古テキストを使っていると、最新の行政書士関連の法令に疎くなってしまうのです。
「独学について」のページで取り上げた、法改正への対応ができなくなることは大きく足を引っ張ります。

ただし、勉強時間がものすごく長い場合(たとえば、1年近くかけられる場合)だったら、最新のテキストがつくられるまでに勉強を開始することになります。その場合なら、途中までは中古のテキストを使うことになるでしょう。最新のテキストが出回る時期になったら、速やかにその内容を手に入れて自身の知識に反映させるプロセスを踏む必要があるのですが(優秀な講座のテキストを使っているなら、最新の情報・最新のテキストは黙っていても送ってもらえるはずですが)。